こちらのページでは、告訴状とは何か?について解説しています。
何の手続きに必要な書面なのか説明しているほか、告訴状の書き方や被害届との違いなどについてもご案内しているので、刑事告訴を検討している方は、ぜひ最後までチェックしてください。
告訴に必要な書面が「告訴状」
告訴状は、刑事告訴の手続きに必要となる書面です。
刑事告訴とは、被害者やその他一定の立場にある人が、権限を持つ捜査機関に犯罪事実を申告して犯人の処罰を求める手続きのこと。処罰を求めるのが目的であるため、犯罪事実の申告に加えて犯人への処罰を求める意思表示が必ず要るものです。
(☞刑事告訴については「告訴とは?」のページからくわしい解説をご覧いただけます。)
本来、刑事告訴は、書面によることなく口頭のみでも可能なのですが、実際には、事実関係や処罰意思を明確にするために、告訴状を作成して提出するのが一般的となっています。
告訴状はどのように書けば良いの?
告訴状には、とくに定められた書式などはありません。
ただし、自作の告訴状はなかなか受理されにくいという現実もあるため、なるべく受理されやすい告訴状に仕上げるためにはポイントを押さえることが重要です。
当メディアでは、告訴状の一般的な書き方についても解説しているので、ぜひ下記リンク先のページからご確認ください。
また、当メディアでは告訴状の無料テンプレートもご紹介しています。「傷害罪(刑法第204条)」「名誉毀損罪(刑法第230条)」「業務上横領罪(刑法第253条)」「詐欺罪(刑法246条)」などの告訴状テンプレートをケース別にご覧いただけます。
☞「傷害罪(刑法第204条)」「名誉毀損罪(刑法第230条)」の無料ひな形をチェック!
☞「業務上横領罪(刑法第253条)」「詐欺罪(刑法246条)」の無料テンプレートをチェック!
告訴状と被害届の違いは?
刑事告訴を考えている人のなかには、「告訴状」と「被害届」の違いがよくわからない…という人も多いと思います。
当メディアでは、告訴状と被害届がどう違うのかについてもくわしく解説しているので、あわせて参考にしてください。
☞告訴状と被害届の違い(準備中)
まとめ
今回は、告訴状とは何か?について解説しました。
最後に、今回の記事の重要なポイントをおさらいしておきましょう。
■告訴状は刑事告訴の手続きに必要な書面
■本来刑事告訴は口頭でも可能だが、実際は告訴状を書いて提出するのが一般的
■告訴状に書式はないが、受理されやすく仕上げるにはポイントを押さえる必要がある(☞告訴状の一般的な書式をチェック!)