ここでは、告訴状の作成や提出にかかる費用について、くわしく紹介しています。
自分で告訴状を書いて提出する場合の費用と、「行政書士」「弁護士」「司法書士」といった専門家に告訴状を書いてもらう場合にかかる費用とに分けて、くわしく解説をしました。
「刑事告訴を考えているけれど費用がどれくらいかかるのか知りたい」「自分で告訴状を書く場合と、専門家に依頼する場合でどれくらい費用が違うのか知りたい」といった方などは、ぜひこちらのページを参考にしてください。
告訴状を自分で作成・提出する場合の費用
告訴状・告発状を提出する手続き自体に対しては、とくに手数料などがかかることはありません。収入印紙の貼り付けなども不要です。
かかる費用をしいて挙げるとするならば、以下のような、細かな諸費用くらいです。
- 書類を作成するための用紙代・印刷するためのインク代
- 警察署などの提出先へ行くまでにかかる交通費・駐車代
- 電話でのやり取りが発生する場合の通信費
- 直接出向いての提出ではなく郵送で送る場合にかかる内容証明郵便料金、書留料金等
目に見えない費用も考慮すべき
このように、告訴状を自力で作成して提出する場合には、費用はほぼかかりません。
しかし、多くの人が“知識ゼロ”からの煩雑な書類作成となるため、どうしても時間はかかってしまいます。
また、警察署などの提出先に直接出向くために仕事を休まなければならない場合には、有給が使えなければ収入減も生じるでしょう。受理されるまでに修正が必要となり、複数回警察へ行くこととなれば、一日分の収入減では済まない可能性もあります。
自力で告訴状を作って提出する場合は、こうした“目に見えない費用”についても考慮しておかなければなりません。
専門家に告訴状を作成してもらう場合の費用
上で説明したように、自分で告訴状を作成・提出するなら細かな諸費用以外はかかりませんが、手間も時間もかかるうえに、場合によっては収入減が生じてしまう可能性も…。
また、告訴状の作成も提出も多くの人が初めての経験であり専門知識などありませんから、「何回も修正して提出しに行っているのに、なかなか受理してもらえない…」といった状況に陥ることも考えられます。
そのため、行政書士や弁護士、司法書士といった専門家に依頼する人も多いです。
もちろん、依頼のための費用はかかりますが、手間も時間もかけずに、適切な内容の告訴状を作成してもらえることは大きなメリットと言えるでしょう。
ただし、「行政書士」「弁護士」「司法書士」それぞれに扱えるケースや範囲が異なり、費用も各事務所によって大きく差があります。
それぞれの専門家に依頼する場合の費用の目安や注意点については、以下の各ページでくわしく解説しているのでぜひチェックしてください。
告訴状を行政書士に依頼する場合の費用&注意点
行政書士は、権利義務や事実証明に関する文書の作成を主な業務としています。
そんな行政書士に告訴状を書いてもらう場合にかかる費用の目安や、行政書士に頼むメリット、注意点などは、下記リンク先のページからチェックいただけます。
告訴状を弁護士に依頼する場合の費用&注意点
弁護士は、裁判を含めた法律事務全般を行うことができる、法律のスペシャリストです。
そんな弁護士に告訴状を書いてもらう場合の費用の相場や、弁護士に頼むメリット、注意点などは、下記リンク先のページからチェックいただけます。
告訴状を司法書士に依頼する場合の費用&注意点
司法書士は、商業登記や不動産登記といった登記業務をメインに行っています。
そんな司法書士に告訴状を書いてもらう場合に必要となる費用の目安や、司法書士に頼むメリット、注意点などは下記リンク先のページからチェックいただけます。
委任状
※準備中です。
→委任状とは?
まとめ
今回は、告訴状の作成・提出にかかる費用について紹介しました。
行政書士・弁護士・司法書士に依頼した場合の費用や注意点については、各ページでくわしくチェックしてください。
最後に、今回の内容のおさらいです。
■ 告訴状を提出する手続き自体には、手数料などは不要
(書類作成のための用紙代や提出先までの交通費など、細かな諸費用のみ)
■ かかる時間や手間、提出のために仕事を休んだ場合の収入源など“目に見えない費用”には注意
■ 行政書士・弁護士・司法書士などに頼めば費用はかかるが、手間も時間もかけず適切な告訴状を作成してもらえる
■ 行政書士・弁護士・司法書士それぞれに対応できる内容や費用が異なる
(くわしくは各詳細ページをチェック ☞行政書士 ☞弁護士 ☞司法書士)